きまぐれなトイプードルの風（pooh）君がわんちゃん・ねこちゃんの健康を考える！
このホームページは、健康で長生きしてもらうために少しでも協力したい手助けしたいサイト
です。なにかのきっかけになればうれしいです。

　活性酸素について
　　　　～ペットだって活性酸素でボロボロ～
　　　実は、ペットの皮膚も活性酸素でボロボロなんです。

　

　活性酸素とは
　　　　　　　　　細胞は酸素を呼吸しそれをゆっくりと燃すことによりエネルギーを作り出し生きていますが、
　　　　　　　　　この酸素は一方で活性酸素という有害物質も作りだし皮膚組織や造毛細胞を攻撃し皮膚や
　　　　　　　　　体毛の老化の原因になっているといわれています。従って生きている限り活性酸素の発生は
　　　　　　　　　避けられません。

　　　　　　　　　この活性酸素は遺伝子（DNA）を酸化させる作用が活発なために遺伝子にキズをつけ病気の
　　　　　　　　　要因をつくります。また、老化も促進します。

　　　　　　　　　年齢が進むにつれて体内にある酵素だけでは活性酸素をうまく処理することができなくなり、
　　　　　　　　　その結果、様々な病気になります。

　　　　　　　　　例えば体重あたりの酸素消費量の活発な動物ほど活性酸素の発生が多く、寿命も短いことが
　　　　　　　　　わかっています。また、活性酸素により細胞当たり１日平均1000分子以上のDNAが損傷を受け
　　　　　　　　　ていると推定されており当然皮膚の表皮細胞や造毛細胞へも悪影響を及ぼしていると考えられ
　　　　　　　　　ます。

　　　　　　　　　この活性酸素による皮膚の細胞や毛を作る細胞の障害の蓄積が"皮膚や毛の老化"となり皮膚の
　　　　　　　　　ガン化や毛艶や毛色素の減少やその他の老化現象を促進します。

　

　ありとあらゆる場所に潜む活性酸素

　　　　　　　　　散歩に行くと…

　　　　　　　　　大気中の硫黄酸化物等の塵に含まれる活性酸素や太陽光線の紫外線により発生する活性酸素は、
　　　　　　　　　・ペットの表皮や体毛の脂質を酸化する
　　　　　　　　　・体毛のケラチン等のたんぱく質の分子同士の結合を切断する
　　　　　　　　　・体毛のキューティクルを破壊する
　　　　　　　　　・造毛組織は毛を作る細胞の老化を促進する
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　その結果、毛並みの悪化、体毛の色素の劣化や毛艶の悪化などを引き起こしていると考えられます。
　　　　　　　　　また、毛を作る造毛細胞の周囲の細胞や組織の破壊、膿ほう、皮膚炎等の炎症を悪化させ細胞の
　　　　　　　　　DNAを傷つけ、癌化を促進し、老化をコントロールしていると言われるテロメア遺伝子の切断を促進
　　　　　　　　　するなど様々な細胞ダメージを与え、細胞のアポトーシスや老化促進の原因となっていることが推定
　　　　　　　　　されます。

　　　　　　　　　ペットはヒトのように衣服を身につけず、体表面の洗浄回数も少ないために、大気中や環境の排気ガス
　　　　　　　　　や塵中の硫黄酸化物、窒素酸化物等の多くのラジカル発生物質を体毛に吸着させてしまいます。

　　　　　　　　　生体内で発生する活性酸素には、過酸化水素、ヒドロキシラジカル、スーパーオキシド、一重項酸素等が
　　　　　　　　　知られていますが、酸化されて傷んだ油である脂質ヒドロペルオキシド（過酸化脂質）等も含め、ラジカルと
　　　　　　　　　いわれる物質群が皮膚の老化を促進する原因物質であることが指摘されています。

　

　家の中では…

　　　　　　　　　過酸化脂質等のラジカルは連鎖反応を引き起こし次々に新しいラジカルを生成させるために可能な限り早く
　　　　　　　　　消去する必要があります。また、活性酸素やラジカルは、紫外線の暴露、水道水中の塩素、飼料中の過酸化
　　　　　　　　　脂質によっても作り出されます。

　　　　　　　　　また、ペットはヒトと同じ狭いマンションなどストレスを与えられる環境で飼育され、結果的に体内のストレスホル
　　　　　　　　　モンであるコルチゾールの上昇を招くため体内のアスコルビン酸を使い果たし体内で活性酸素を増加させると
　　　　　　　　　考えられます。

　活性酸素を取り除くためのお勧めアイテム